高野山(五月) その一

九度山駅で下車しました。
トレッキング仕様の人が、他に4名ほど降りました。
時刻は8時半を過ぎたところです。
九度山駅から10分ほど歩いて、
真田庵から約1キロ先には「慈尊院」があります。
慈尊院
高野山真言宗の寺院で、本尊は国宝の木造弥勒仏坐像。
816年(弘仁7年)空海の開基と伝わる。
参拝を終えて、ちょうど9時をまわったところで御朱印を拝受。
多宝塔の左奥の石段を登っていきます。
一町毎(109m)に残る卒塔婆石。
こちらの180町石から、高野山の1町までを目指して歩いていきます。
距離にして約21キロあるという「高野参詣道町石道」のコースです。
また、その先にある「奥の院」がこの日の最終目的地となります。
所要時間は、6〜7時間が目安のようです。
階段を登りきると「丹生官省符神社」が現われます。
宮司さんに、庭の一角にある高野山を逢拝できる場所を教えていただきました。
女人禁制だったころ、女性はここから高野山に手を合わせたそうです。
こちらでも御朱印をいただきました。
宮司さんに色々と教えていただき、「高野山・熊野」のパンフレットも貰いました。
ちょうどいい具合に、高野山トレッキングマップも乗っています。
途中途中に、わかりやすい案内標識が打ってあります。
最初は、なだらかな上り坂が続きます。
卒塔婆石に導かれて。
展望台に寄ってみます。
展望台からの一枚。
先を急ぎます。
丹生官省符神社から4キロほどでしょうか、六本杉の分岐点に着きました。
右側は「丹生都比売神社」のある回り道ですが
今回はそちらには寄らずに左方向の大門方面へ。
九度山駅から3つ先の駅となる、上古沢駅からのショートコースもあるようです。
古峠を越えてからの二つ鳥居に到着。
峠なので、当然下りもあります。
笠置峠を越えて、70町まできました。
60町のところで、山道の下り坂から舗装路へと合流します。
行程の約3分の2を過ぎたところにある「矢立茶屋」。
ちょうど12時に到着しました。
昼食がわりに、矢立茶屋でやきもちを買って店内で食べさせてもらいました。
こちらで、5分ほど休憩をとり先へ進みました。
丹生都比売神社を廻っていないので、慈尊院から矢立茶屋までは
約13キロほどだったようです。
12時半から13時の到着を見込んでいたので
だいぶ良いペースで歩けました。

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