江戸六地蔵 その一
「江戸六地蔵」の札所を歩いて回ってみました。

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「江戸六地蔵」とは、京都の六地蔵に倣って創設したもので
宝永3年(1706年)に発願され、江戸の出入り口6ヶ所に造立された
銅造地蔵菩薩坐像のことだそうです。
像高は全て「丈六(1丈6尺〜270cm前後)」になっているようです。
第六番の寺院は、二ヶ寺あります。
一つは廃仏毀釈で一度廃寺になり、のちに塔頭寺院が
その名を受け継いで再興された深川の「永代寺」。
もう一つが永代寺が廃仏になった後に、代仏が祀られた上野の「浄明院」。
両寺合わせての、計7ヶ寺を回ります。
距離にして30キロ前後、どうにか1日で回れる距離です。
まず最初は一番南側の「品川寺」から伺うこととして、時計回りに順次まわっていきました。
8時前に品川駅の改札を出て、旧東海道を歩いていきます。
「東海七福神」巡りでも歩いた通りです。
品川橋を渡ります。
8時20分、「品川寺」に到着しました。
早い時間から開門しているようです。
品川寺(ほんせんじ)
品川寺は弘法大師開山とされる、真言宗醍醐派の寺院。
本尊は水月観音と聖観音
江戸三十三観音霊場の札所でもあります。
まだ8時半でしたが、御朱印を書いていただきました。
本来は9時からです。
「江戸六地蔵尊 第一番」
次のお寺は新宿方面になります。
距離は約11キロ。
品川橋からの「荏原神社」。
品川駅の方へ戻ってきました。
途中の「十番稲荷神社」は、正月の港七福神めぐりで伺っています。
品川寺から6キロほど歩いたところで六本木ヒルズの手前へ。
新宿に入りました。
10時50分「太宗寺」に着きました。
太宗寺(たいそうじ)
新宿2丁目にある浄土宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来。
「新宿山ノ手七福神」の布袋尊も祀られています。
「江戸六地蔵尊 第二番」
三ヶ寺目は巣鴨になります。
約7キロ弱の距離になります。
護国寺の仁王門が見えました。
巣鴨に入り「真性寺」に着いたのは12時20分でした。
真性寺(しんしょうじ)
豊島区巣鴨にある真言宗鳳山の寺院で、本尊は薬師如来。
聖武天皇の勅願により行基が開いたと伝わる。
「江戸六地蔵尊 第三番」
次は約4キロ先の、上野の寺院へ向かいます。
本駒込から大観音通りの商店街へ。
谷中まで来ました。
13時30分、上野の「浄名院」に到着しました。
浄名院(じょうみょういん)
寛文6年(1666年)寛永寺の36坊の一つとして創建されたそうで
地蔵信仰にあつく「八万四千体地蔵」の発願をうけ
境内には多くの地蔵の立像が立ち並んでいます。
御朱印は書置きのものでした。
「江戸六地蔵尊 第六番」
このあとは、浅草の「東禅寺」へ向かいました。
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