葛川息障明王院〜滋賀
御朱印収集の旅、京都での3日目。
この日は、近畿三十六不動 第二十七番札所の
「葛川息障(かつらかわそくしょう)明王院」へ行ってきました。
場所は琵琶湖の西の比良山地の、山を挟んだ西側の坊村というところ。
京都からだと北へ向かって大原の遥か先、比良山荘のすぐ近くになります。
なるべく歩いて札所を巡ることをポリシーとする自分としては
まずJR湖西線で琵琶湖側へ向かい、比良駅から登山で反対側の
坊村まで歩き明王院で御朱印をいただき
坊村からは堅田葛川線のバスに乗り、湖西線堅田駅まで行き
京都へ夕方に戻って来る、というルートを予定していました。
しかし前日が雨だったせいもあり登山するには微妙な感じ。
結局、出町柳駅から出るバスで、直接坊村まで向かうことにしました。
鴨川デルタ。
7時半、叡山電鉄出町柳駅前に到着。
7時45分発、京都バス10系統「朽木学校前行き」のバスに乗ります。
40ほどの停留所を通過して、約1時間後「坊村停留所」でバスをおりました。
停留所側から道(国道367号線)を横断して、反対側の細い道へ入ります。
ほどなくして、右側に「比良山荘」が見えてきました。
比良山荘を過ぎた突き当たりには神社があります。
神社を左に折れて、赤い三宝橋を渡ったところに
「葛川息障明王院」は有りました。
右手に護摩堂が現れます。
そして奥の階段を上った先に本堂があります。
9時前でしたが、扉が開かれていました。
お寺の方はいませんが貼紙があり、上がって自由に参拝して良いとの事。
葛川息障 明王院(かつらがわそくしょう みょうおういん)
大津市葛川坊村町にある天台宗の寺院で、本尊は千手観音。
葛川息障明王院は千日回峰行の祖と言われる
相応和尚の開基とされる天台修験の道場だそうです。
納経所は9時半からという事なので、まだ時間があります。
先ほどの「地主神社」を参拝してから、あたりを散策してみました。
9時20分、納経所が空いていましたので御朱印をいただきました。
散策中、登山者が2名ほど山へ入って行きましたので
自分も山へ入る事にしました。
予定してあった経路を逆にして、坊村から比良駅まで向かってみます。
御殿山に入り、武奈ヶ岳、八雲ヶ原経由で琵琶湖側の由良イン谷口まで出て
そこから比良駅まで行くルートになります。
御殿山コースに入ります。
登山道に入ると、いきなりの急な上り坂になりました。
嫌になるほどずっと続いて行きます。
倒木も普通にあります。
案内板がありました。
無雪期ルートと積雪期ルートにいったん別れます。
ルートもよくわからなくなりがちです。
この辺りがワサビ峠になるようです。
武奈ヶ岳山頂が見えてきました。
山頂のまだ手前でしたが、登りもきつく用意してあった2本の飲料水も
すでに底を尽きかけたので
迷った挙句、ルートを変えて近道を歩く事にしました。
比良駅までは、まだ3分の1ほども来ていない様でしたが。
少し戻って、ワサビ峠から中峠を下るルートへ入りました、
中峠、金糞峠方面へ進みます。
金クソ峠、北比良峠方面へ。
動物のようなシルエットの朽ちかけた老木。
谷口インの文字が。
川を渡って靴が水浸しになったり、沼地に足を取られ泥だらけになったり
道も険しく分かりづらくてと、なかなか厳しいルートでした。
多少遠回りでもメインルートを歩いた方が、結局楽にまわれるという
よくあるパターンだった様に思われます。
道がひらけてきてようやく舗装路に。
ここがイン谷口になるのでしょうか。
琵琶湖国定公園比良管理事務所となっていて
登山者カードの記入場所でもあるようです。
約3キロ先にある比良駅へと歩を進めます。
遠くに比良駅が見えて来ました。
その向こうが琵琶湖になります。
14時45分、どうにか比良駅に到着しました。
9時半ごろから登り始めたので、約5時間強の行程となりました。
この後、湖西線で京都まで戻り夕食を取ってから
夜行バスで都内へと戻って来ました。
御朱印は1枚だけ。
ウォーキング+ランニングの距離 28.8km
歩数 44.842歩
上った階数 335階
{iPhone調べ}となりました。
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