武州路 十二支霊場巡り〜その一
「武州路十二支霊場巡り」とは、埼玉県内のにある、各干支に守り本尊を定めた十二の寺院を巡る札所まいり。
真言宗と曹洞宗の寺院からなり、平成13年に発足された比較的新しい霊場巡りとなります。
すでに先日、熊谷の「歓喜天」にて「午年守り本尊 大勢至菩薩」の御朱印は拝受済みです。
今回は車で深谷・本庄方面の札所を回ってみました。
この日最初に伺ったのは、深谷市横瀬にある「華蔵寺」になります。
華蔵寺(けぞうじ)は、真言宗宝山派の寺院で御本尊は大日如来。
創建は1194年(建久5年)、渋沢栄一ゆかりのお寺でもあるようです。
本堂。
本堂内に飾られた、渋沢栄一が書して奉納されたという寺号額。
毘沙門堂。
大日堂。
鐘楼門と美術館。
こちらは隣接する横瀬神社。
寺務所にて御朱印を拝受。
住職は人当たりの良い方で、色々とお話を伺うことができました。
お寺の所縁から、住職役で近々俳優デビューも果たされるとのこと。
御朱印は二枚拝受しました。
「武州路十二支霊場 未歳守り本尊 大日如来」
こちらは特別御朱印で、渋沢栄一が書して納めた寺号額の文字「華蔵密寺」をトレースし印字した「大日如来」の御朱印だそうです。
二ヶ寺目は、華蔵寺から車で15分ほどのところ、本庄市栗崎にある「宥勝寺」になります。
宥勝寺(ゆうしょうじ)は真言宗智山派の寺院で、御本尊は不動明王。
本堂。
御朱印は三枚拝受しました。
「関東八十八箇所 第86番」及び「児玉三十三霊場19番」札所となる「本尊 不動明王」
「武州路十二支霊場 亥歳守り本尊 阿弥陀如来」
「関東百八地蔵尊霊場 第17番 延命地蔵尊」
三ヶ寺目は、深谷市大谷にある「宝積寺」になります。
真言宗豊山派の寺院で、御本尊は五知如来。
宝積寺観音。
本堂。
御朱印は、本堂右横の母屋に置かれた書置きのものを自分で選んで持ち帰るスタイル。
向かいに寺務所もありましたが、そちらは現在使われていないようでした。
三種類ともいただき900円を納めました。
「本尊 五智如来」
「武州路十二支霊場 戌歳守り本尊 阿弥陀如来」
「ぼけ封じ 関東三十三観音 第十三番 光明観世音」
このあとも、この日は二箇所の寺院を回りました。
つづく