武州路 十二支霊場巡り〜その四
車移動での「武州路十二支霊場」巡りも、残り四ヶ寺となりました。
この日、最初のお寺は久喜市の「正法院」です。
正法院(しょうぼういん)
埼玉県久喜市菖蒲町上栢間にある真言宗智山派の寺院で、御本尊は不動明王。
創建は1455年(康正元年)。
御朱印は書置きのものを二枚拝受しました。
「関東八十八ヶ所霊場 第八十一番 厄除不動尊」
「武州路十二支霊場 卯年守り本尊 文殊菩薩」
ニヵ寺目は鴻巣市の「宝持寺」になります。
宝持寺(ほうじじ)
鴻巣市箕田に位置する曹洞宗の寺院で、御本尊は釈迦如来。
御朱印は二枚拝受しました。
「本尊 釈迦牟尼仏」
「武州路十二支霊場 寅年守り本尊 虚空蔵菩薩」
三ヶ寺目は、吉見観音として知られる「安楽寺」。
安楽寺(あんらくじ)
埼玉県比企郡吉見町にある真言宗智山派の寺院で、御本尊は聖観世音菩薩。
創建年は806年8大同元年)。
行基が聖観音像を安置したのに始まり、坂上田村麻呂が堂宇を建立したと伝わる古寺。
坂東三十三箇所の札所でもあります。
御朱印は三枚いただきました。
「関東八十八箇所 第七十五番 正観世音」
「坂東三十三箇所 第十一番 正観世音」
「武州路十二支霊場 申年守り本尊 大日如来」
「武州路十二支霊場」最後のお寺に向かう前に、少し遠回りをして東松山市の「箭弓稲荷神社」へ伺いました。
箭弓稲荷神社(やきゅういなりじんじゃ)
東松山市箭弓町に位置する神社で、主祭神は保食神(宇迦之御魂神・豊受比賣神)。
創建は712年(和銅5年)とされています。
七代目・市川團十郎が奉納した、宇迦之御魂神を祀る末社の「團十郎稲荷(穴宮)」。
「武州路十二支霊場」最後のお寺、熊谷の「満讃寺」は以前うかがった時は不在でした。
こちらは不在時が多いようで、電話もなかなか繋がりません。
今回もダメもとで電話を入れたところ、大丈夫と言うことで早速伺いました。
満讃寺(まんさんじ)
熊谷市大里郡江南町小江川にある曹洞宗の寺院です。
「武州路十二支霊場 辰年守り本尊 普賢菩薩」
御住職は思いのほか話し好きで、左手を怪我されているなかでも丁寧に対応して下さいました。
延べ四日間かけて車でゆっくりまわった「武州路十二支霊場巡り」でしたが、これにて結願となりました。