七カ所まいり〜其の一
四国八十八ヶ所霊場のなかの、第71番から代77番までの7ヶ寺を巡拝するという「七ヶ所まいり」を行ってまいりました。
七ヶ所まいりは、諸事情により88ヶ所を巡ることが困難な人のために江戸時代から始まった、1日で巡拝することのできる遍路コースだということで、この7ヶ所を巡れば四国巡礼に準ずる功徳が得られるとされているようです。
香川県の善通寺周辺の7ヶ寺から構成されていて、各お寺をつないだ距離は16キロほど。
お寺ごとに「七福神撫で仏」が安置されており、専用の散華帳に七福神の御朱印をいただくことができます。
今回は、宿泊先から最後のお寺の最寄り駅まで通しで歩いて巡る予定を組みました。
納経所は7時から開いているようなので、丸亀駅前のホテルを4時半に出発。
辺りが暗いうちから、10キロ以上先にある「第71番 弥谷寺」を目指しました。
国道11号線、丸亀市から善通寺市に入った頃、空が白んできました。
新池沿い。
第72番 曼荼羅字の案内看板。
道標の石柱が立っております。
国道を右に折れて、細い道に入りました。
7時前、弥谷寺 表参道入り口にやって来ました。
仁王門
弥谷寺(いやだにじ)
香川県三豊市三野町にある真言宗善通寺派の寺院で、本尊は千手観世音菩薩。
奈良時代の創建とされ、聖武天皇の勅願により行基が開山したと伝わります。
けっこうな階段が続きます。
金剛拳菩薩
百八階段
大師堂前
先に本堂へ御挨拶に伺います。
この日まで、7カ寺の札所の手水舎を花で彩った花手水を巡る「(春の)花めぐり」が開催されてたようです。
岩壁の多宝塔
本堂
麓からの石段は540段ほどあるようです。
本堂からの景色。
大師堂まで降りてきて、大黒天様を参拝。
そして大師堂と奥の院も参拝。
大師堂内に納経所も併設されたおります。
七ヶ所まいり専用の御朱印帳である「散華帳」を購入。
八十八ケ所納経帳とともに御朱印をいただきました。
「七ヶ所まいり七福神 大黒天」
「四国八十八箇所 第七十一番 大悲殿」
やって来た道をだいぶ戻って次の曼荼羅寺へ。
走りお遍路さん。
弥谷寺から4キロほど歩いて、第72番 曼荼羅寺へやって来ました。
曼荼羅寺(まんだらじ)
香川県善通寺市吉原町曼荼羅寺にある真言宗善通寺派の寺院で、 大日如来。
推古天皇4年(596年)創建で、開基は行基と伝わります。
本堂
御朱印を拝受してお寺を出たのが8時半。
このあとは、3ヶ寺目の出釈迦寺へと向かいました。
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