満願寺〜栃木
なるべく歩いて廻る御朱印収集の旅、今回は栃木県に出向きました。
実家近くの駅から始発電車に乗りこみ、電車に揺られること1時間弱。
6時30分、栃木県佐野市の東武佐野線葛生駅に到着。
ここから歩きます。
向かうは約11キロ先にある「出流観音 満願寺」です。
葛生停車場線こと県道123号線。
雨が降って来ました。
「石灰の町葛生」という事で、石灰岩採掘場がちらほらとお目見えします。
雨が止んだあとの、石灰混じりの濡れたアスファルト。
立木地蔵尊
左の出流山方面へ進みます。
佐野市から栃木市へ入ります。
出流山まであと2キロ。
鹿飛び出し注意の看板。
別れ道の左が満願寺。
出流観音バス停。
蕎麦屋も数軒集まっているようです。
8時45分、2時間少々歩いて満願寺に到着しました。
山門
薬師堂
出流山 満願寺(いづるさん まんがんじ)
出流観音こと満願寺は、栃木県栃木市出流町にある真言宗智山派の寺院で、本尊は千手観音菩薩。
役行者によって「観音の霊窟」(鍾乳洞)が見つけられたのち、765年(天平神護元年)に日光開山の祖とされる勝道上人によって開山されたと伝わります。
鐘楼
本坊
本堂(大御堂)
十三重塔
本堂の右側に、奥の院への入り口があります。
入山料300円を納め、中へ進みます。
奥の院は本堂から1キロほどの道のり。
数メートルおきに、御詠歌の文字を使った立札が立っています。
如蓮堂
なかなかの秘境感があります。
女人堂
これをみてもイラつかない心持ちで歩いていけました。
奥の院拝殿が見えて来ました。
大悲の滝
奥の院への石段はけっこう急です。
鍾乳洞の入り口。
鍾乳石で自然に出来た、十一面観世音菩薩像(後姿)。
下ります。
本坊の納経所で御朱印をいただきました。
「坂東三十三箇所 第十七番」
「下野三十三観音霊場 第二十九番」
9時40分、満願寺を後にしました。
出流観音バス停時刻表はこんな感じ。
そしてバスに追い抜かれ...。
この後日光方面に向かうため、途中から来た道とは別のルートへと入りました。
近くでキュンキュン鳴いている鹿に遭遇。
この日は鹿の親子?を3回ほど見かけました。
栃木市街方面へ。
満願寺から17キロほど歩いて東武日光線合戦場駅へやって来ました。
電車の来る時刻まで小一時間ほどあったので、辺りを散策。
遅めの昼食はこちらで。
この後、13時48分の電車に乗って日光へと向かいました。
ここまでの歩行距離は26キロとなっておりました。