鎌倉札所巡り〜その一
なるべく歩いて巡る御朱印収集の旅。
一泊二日で神奈川県内の社寺をまわってきました。
初日は鎌倉市内の、鎌倉三十三観音、鎌倉二十四地蔵、鎌倉十三仏の札所をメインに巡りました。
鎌倉駅から江ノ電に乗車。
8時30分過ぎ、極楽寺駅を降りました。
まず初めに8時から開門している成就院に向かいました。
駅から2〜3分ほど、階段を登った先に成就院はあります。
成就院(じょうじゅいん)
神奈川県鎌倉市極楽寺にある真言宗大覚寺派の寺院で、本尊は不動明王。
1219年(承久元年)、鎌倉幕府第3代執権北条泰時の開山となります。
本堂
御朱印は書き置きのものが用意されておりました。
「本尊 不動明王」
「鎌倉三十三観音 第二十一番 聖観世音」
「鎌倉十三仏 第十三番 虚空蔵菩薩」
9時前、極楽寺へ入ります。
極楽寺(ごくらくじ)
鎌倉市極楽寺にある真言律宗の寺院で、本尊は釈迦如来。
1259年(正元元年)、忍性の開山とされています。
本堂
観音堂
御朱印は4体拝受しました。
「鎌倉三十三観音 第二十二番 如意輪観世音」
「鎌倉二十四地蔵 第二十番 導地蔵尊」
「鎌倉二十四地蔵 第二十一番 月影地蔵尊」
「鎌倉十三仏 第十二番 大日如来」
導地蔵尊
3ヶ寺目、虚空蔵堂が見えてきました。
虚空蔵堂(こくうぞうどう)
天平年間(729~749年)に建てられたと伝わる成就院境外仏で、星井寺とも呼ばれています。
行基が、隣接する井戸(星の井)から出てきた光り輝く石を虚空蔵菩薩の化身と思い、お堂を建てて
祀ったことが始まりとされます。
星の井
先ほど成就院でいただいた御朱印「鎌倉十三仏 第十三番 虚空蔵菩薩」の霊場となっています。
虚空蔵堂からやや離れたところにある長谷寺へ向かいます。
江ノ島電鉄長谷駅。
9時40分、長谷寺に到着。
長谷寺(はせでら)
鎌倉市長谷にある浄土宗系統の単立寺院で、本尊は十一面観世音。
創建は736年(天平8年)で、奈良の長谷寺の開基である徳道上人の開山とされています。
3月にも参拝しているので、今回は軽く見て回る感じで。
前回いただきはぐった「鎌倉三十三観音 第四番 十一面大悲殿」の御朱印を拝受。
そして鎌倉大仏殿高徳院へ。
高徳院(こうとくいん)
鎌倉市長谷にある浄土宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来坐像の鎌倉大仏。
観月堂(観音堂)
御朱印は2体拝受しました。
「本尊 阿弥陀如来」
「鎌倉三十三観音 第二十三番 南無聖観世音」
次は、高徳院から1.7キロ先の鎌倉駅近くのお寺、延命寺に向かいます。
延命寺(えんめいじ)
鎌倉市材木座にある浄土宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来。
鎌倉時代、北条時頼夫人の開基と伝わりますが、時頼の正室・側室の誰であったかは不明であるとのこと。
御朱印は2体拝受しました。
「鎌倉三十三観音 第十一番 聖観世音」
鎌倉二十四地蔵 第二十三番 身代り地蔵尊」
延命寺から3分ほど歩いて教恩寺へ。
教恩寺(きょうおんじ)
鎌倉市大町にある時宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来。
「鎌倉三十三観音 第十二番 聖観世音」の御朱印を拝受しました。
教恩寺から1キロ先にある宝戒寺へ行く途中で見かけた八雲神社。
八雲神社(やくもじんじゃ)
鎌倉市大町にある神社で、主祭神を須佐之男命、稲田姫命、八王子命とする鎌倉最古の厄除神社。
八雲神社の御朱印。
そして11時30分、宝戒寺へ着きました。
こちらは以前「鎌倉江の島七福神巡り」で伺ったことのあるお寺。
宝戒寺(ほうかいじ)
鎌倉市小町にある天台宗の寺院で、本尊は地蔵菩薩。
1335年(建武2年)後醍醐天皇の勅願により、円観が開山したと伝わります。
御朱印は3体拝受しました。
「鎌倉三十三観音 第二番 佛母准胝尊」
「鎌倉二十四地蔵 第一番 子育経読 地蔵尊」
「鎌倉六阿弥陀 第五番 南無阿弥陀仏」
次は、宝戒寺から1キロほど離れた報国寺へ向かいました。
12時過ぎ、報国寺に到着。
報国寺(ほうこくじ)
鎌倉市浄明寺にある臨済宗建長寺派の寺院で、本尊は釈迦三尊。
1334年(建武元年)、天岸慧広開山の寺院で竹寺としても有名。
拝観料300円を納め「竹の庭」へ。
御朱印は2体拝受しました。
「鎌倉三十三観音 第十番 聖大悲殿」
「鎌倉十三仏 第八番 南無観世音」
お昼をだいぶ過ぎていましたが、この後も昼食は後回しにして1キロ先の明王院へと向かいました。
この時点でまわった社寺は10ヶ所、いただいた御朱印は19枚となっていました。
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