鎌倉霊場巡り〜月影地蔵から
今年4度目の鎌倉札所巡り。
7時40分、極楽寺駅を下車しました。
前回、極楽寺でいただいていた御朱印「鎌倉二十四地蔵 月影地蔵」のお堂を遅ればせながら参拝。
極楽寺からは350メートルほど離れたところにあります。
このあとは、長谷寺へと向かいました。
極楽寺坂切通しにある日限地蔵菩薩。
そして長谷寺駅。
8時過ぎ、長谷寺に到着しました。
長谷寺の拝観は8時からとなっています。
長谷寺(はせでら)
鎌倉市長谷にある浄土宗系統の単立寺院で、本尊は十一面観世音。
創建は736年(天平8年)で、奈良の長谷寺の開基である徳道上人の開山とされています。
眺望散策路に入ってみました。
眺望散策路の高台から。
経蔵(輪蔵)
弁天窟
「鎌倉六阿弥陀」の御朱印をいただきました。
いったん札所巡りを離れて、銭洗弁財天へ向かいました。
9時過ぎ、銭洗弁財天に到着。
銭洗弁財天 宇賀福神社(ぜにあらいべんざいてん うがふくじんじゃ)
神奈川県鎌倉市佐助にある神社で、主祭神は本宮の市杵島姫命、奥宮の弁財天。
源頼朝の創建。
北条時頼がこの霊水で銭を洗って一族の繁栄を祈願したのが銭洗の始まりだとされ、硬貨を洗うとお金が増えると伝えられています。
社務所で蝋燭、線香、銭洗用のザル(セットで200円)を受け取ります。
手前の銭洗弁天本社に献灯、常香炉にお線香を立ててから洞窟内の奥宮で参拝。
そこから、お金をザルに入れて洗いました。
後から来た団体さん、使用済みのザルを持ち出して参拝もせずにお金を洗い出したのには驚きました。
銭洗弁財天の御朱印。
次は海蔵寺へ向かいました。
源氏山公園内の源頼朝像。
化粧坂切通しの道。
9時30分過ぎ、海蔵寺にやって来ました。
海蔵寺(かいぞうじ)
神奈川県鎌倉市扇ガ谷にある臨済宗建長寺派の寺院で、本尊は薬師如来。
建長5年(1253年)、 宗尊親王の勅願により藤原仲能の開山となります。
本堂
薬師堂
境内の先にある十六井戸に行ってみました。
縦横四つずつ、合計十六個の穴が規則正しく並んでいて、水は枯れることが無いとされる井戸。
御朱印は3体拝受しました。
「鎌倉三十三観音 第26番 南無十一面観世音」
「鎌倉二十四地蔵 第十五番 南無岩船地蔵尊」
「鎌倉十三仏霊場 第七番 南無瑠璃光如来」
海蔵寺でいただいた御朱印『鎌倉二十四地蔵 第十五番」となる南無岩船地蔵堂。
亀ヶ谷坂切通し。
10時30分、浄智寺に到着しました。
「鎌倉・江ノ島七福神巡り」の時に伺って以来、2度目の訪問となります。
浄智寺(じょうちじ)
鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の寺院で、本尊は三世仏(阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来)。
鎌倉五山の第四位。
お寺の人は不在でしたが、こちらで拝観料200円(大人)を納めて境内へ入ります。
本堂
前回同様、澁澤龍彦氏の眠る墓所へ向かいます。
澁澤龍彦氏の墓。
横穴式の納骨窟「やぐら」。
穴をくぐった先に、鎌倉・江ノ島七福神巡りの布袋尊がおられます。
布袋様。
前回伺った時は、コロナ発症者が出たということで御朱印は配布中止となっていました。
御朱印は一度の参拝で一枚のみの配布となるそうです。
念願の御朱印をいただきました。
「鎌倉・江の島七福神 布袋尊」
次に伺ったのは、浄智寺からすぐ近くにある東慶寺。
東慶寺(とうけいじ)
鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の寺院で、本尊は釈迦如来。
創建は1285年(弘安8年)で、北条貞時の開基により覚山尼が開山。
開山から明治に至るまで本山を持たない独立した尼寺であり、鎌倉尼五山二位ともされています。
縁切寺としても有名。
悪質な撮影者が増えたため、今年の6月7日から撮影禁止に踏み切ったようです。
お寺のホームページにも禁止の経緯が詳しく書かれておりました。
御朱印は二体拝受しました。
「本尊 釈迦如来」
「鎌倉三十三観音 第三十二番 聖観世音菩薩」
東慶寺での参拝を終えて時刻は11時。
このあとは、円覚寺へと向かいました。
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