くずし懐石 縁(ねこや) 京都
京都での夕食は、約半年ぶりの訪問となる「烏丸 縁」さんです。
大将は大病でしばらく店を閉じていたようですが
復帰して、数日前からお店を再開したということでした。
先付は、意表をつく梨の胡麻だれかけ。
梨は甘酢に漬けてあるそうです。
小鉢で二品。
大振りのバチコを炙りで。
お造りは、鯛、鮪とろ、烏賊。
鱧と松茸のお椀。
いついただいても美味しいお出汁、滋味深い一品。
子持ち鮎にゆべしを添えて。
山椒のお酢で。
お酢も蓼酢一辺倒でなく、時期によって山椒や木の芽に変えていくようです。
いちじくの揚げ出し。
焚き物。
こちらも、意表をついた鴨のハム。
鯛の身たっぷりの飯蒸し。
最後はおはぎで。
当たり前のことを、当たり前にする仕事の大切さと
当たり前のことを、当たり前と考えずにおこなう創意工夫。
そんな御料理を今回もいただけました。
大将も、以前と変わらず元気そうで何よりでした。

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