転法輪寺〜奈良
なるべく歩いて巡る御朱印収集の旅。
関西方面での社寺巡りの1日目。
大阪府河内長野市の観心寺での参拝を終え、このあとは約7,5キロ先となる「金剛山 転法輪寺」へ向かいました。
ちなみに金剛山は、奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村にまたがり、役行者が16歳の時から修行に入ったと伝わる山で、標高は1.125mとなります。
9時50分、観心寺を出発しました。
中津原寺元線(県道211号線)を進みます。
歩道がありませんので、車に注意しながら歩きます。
河内長野市の寺本から鳩原へ入りました。
バスに抜かれつつ...。
観心寺から3キロほど歩いたところにあった高瀧弁財天遥拝所。
渓谷を挟んだ向こう側に弁財天のお社があります。
国道310号線
千早と五條の別れ道。
国道310号線から、左側の河内長野千早城跡線(県道214号線)へ入ります。
トンネルを抜けてすぐの別れ道、右側の金剛山登山口方面へ向かいます。
金剛山ロープウェイは運転休止中。
老朽化等のため、廃止の方向で進んでいるようです。
千早川を渡ります。
観心寺から7.5キロほど歩いて、金剛山登山道入口までやって来ました。
ルートを確認。
11時20分、千早本道(ふもと入り口)から入山しました。
山頂までは2.5キロほどのようです。
所々に登山整備用の枕木が置かれています。
山頂まではあと1.400メートル。
九合目の別れ道は、右の「近道」に入りました。
ほどなくして開けたところに出ました。
200回以上の登拝者名の看板。
1万回以上の金剛登山回数を誇る方もいらっしゃるとか、恐れ入ります。
登山開始から1時間。
12時20分、山頂売店で昼食休憩をとりました。
山頂売店から目と鼻の先、転法輪寺へ向かいます。
転法輪寺(てんぽうりんじ)
奈良県御所市高天にある真言宗醍醐派の大本山で、本尊は法起大菩薩。
665年、役行者の開基と伝わります。
行者堂と十三重の塔
出迎え不動
本堂
アクリルカバーの付いた賽銭箱。
御朱印は2体いただきました。
御本尊「法起」
役行者霊跡札所「法起」
さらに登って葛木神社へ向かいます。
夫婦杉
福石
葛木神社(かつらぎじんじゃ)
役行者が転法輪寺を建立した際に、自身の祖先の神とされる一言主大神を祀る場として創建したのが始まりとされています。
拝殿
拝殿が金剛山山頂となっています。
一般的には「金剛山頂(国見城址)」が山頂とされているようですが、こちらがの拝殿が本来の山頂のようです。
もっと言うと、本殿裏が本来の山頂なのですが、神域のため立ち入れないので拝殿前を山頂としたと説明書きにありました。
本殿裏の末社十三社。
山頂売店横にある授与所まで戻って御朱印をいただきました。
葛木神社の御朱印
13時20分、奈良方面へ向けて下山を開始します。
もう一度葛木神社まで行って、その奥の裏参道方面へ入ります。
一の鳥居
ちはや園地
ちはや園地展望台より。
金剛山キャンプ場
左の細い道、風の森バス停・北宇智駅方面へ入ります。
途中、道が分からなくなりったり...。
山道が終わり、視界が開けました。
15時15分、JR和歌山線の北宇智駅到着。
これにて、この日の社寺巡りは終了となりました。
ここから宿をとってある京都へと向かいました。
この日の歩行距離は、大阪側から奈良側へ金剛山を越えて 27キロほど。
御朱印は 計5枚となりました。