中山寺〜兵庫
神戸市の須磨寺での参拝を終えて、JR須磨駅から中山寺駅まで移動して来ました。
雨は上がっております。
ここからは、約1キロ先となる中山寺を参拝し、そこから奥之院へ。
そして奥之院から中山山頂まで行って、帰りは清荒神清澄寺方面へ降りてくるという予定を組んでいました。
阪急 中山観音駅
11時10分、中山寺に着きました。
参道の両側に「中山山内七福神」の札所となっている塔頭寺院が並んでいます。
右手前の閻魔堂と左の寿老人堂、さらに奥には大黒堂。
中山寺(なかやまでら)
兵庫県宝塚市中山寺にある真言宗中山寺派大本山の寺院で、本尊は十一面観世音菩薩。
聖徳太子が建立した日本最初の観音霊場とされています。
涅槃堂
本堂
護摩堂と五重塔
妙音殿と大願堂
納経所で御朱印をいただきました。
中山寺では既に「西国三十三所」など主要な御朱印は拝受済み。
今回は摂津国関連の御朱印をいただきました。
「摂津国三十三箇所 第一番 大悲殿」
「摂津国八十八箇所 第七十番 寿老神」
五重塔、大師堂方面へ上っていきます。
五重塔
大師堂
大師堂は「摂津国八十八箇所 第六十九番 弘法大師」の札所となっています。
大師堂より。
このあとは、大師堂の脇の道から奥之院へ向かいました。
奥之院までは約2キロ。
山道へ入ります。
斜面はずっと緩やかです。
丁石も打ってあります。
夫婦岩
展望はいまひとつ。
宇多天皇御自彫天神
舗装路に入ってすぐに、奥の院が見えて来ました。
奥の院手前の祠。
応神天皇・武内宿禰の御座となっていました。
そして、12時30分、中山寺奥之院に着きました。
下の伽藍から登り始めてから約1時間ほどかかりました。
奥之院の本尊は厄神明王(やくじんみょうおう)。
「大悲水(白鳥水)」と不動明王。
弁天堂
御朱印をいただきに納経所へ伺ったところ、お昼休憩中との張り紙がありました。
お堂の手前のベンチでしばし休憩。
13時を回ったところで、納経所で御朱印をいただきました。
「摂津国八十八箇所 第七十一番 日本最初 厄神明王」
中山山頂へ向かいます。
奥之院を少し下った舗装路脇に立つ案内図のところの細い山道を入っていきます。
やや険しい登りもあり。
奥之院から山頂展望所までは1.2キロほどあるようです。
山頂展望所まではあと500m。
しかししばらく進むと「最高峰まではあと1キロ」の案内板。
最高峰と山頂展望所は結構離れているってことでしょうか。
しばらくフェンス沿いを歩きます。
そして展望所らしきものは見つからないまま山頂へ。
13時30分、中山山頂到着。
標高は478メートル。
山頂より。
山頂から奥之院まで戻りました。
ここからの降りはやすらぎ広場・清荒神方面へ。
いったん舗装路に入りました。
そしてまた細い山道へ。
結構降ったつもりでしたが、まだ清荒神までは2,2キロ。
ようやく開けたところに出ました。
そして清荒神の駐車場へ出ました。
降って来た道は、「大林寺参道」となっていました。
清荒神参道を進みます。
14時35分、清荒神清澄寺に到着。
清荒神清澄寺(きよしこうじんせいちょうじ)
兵庫県宝塚市にある真言三宝宗の寺院で、本尊は大日如来。
896年(寛平8年)宇多天皇の勅願により静観僧正が開山したとされます。
拝殿
護法堂
火箸納所
神変大菩薩(行者洞)
本堂
御朱印は2体いただきました。
「役行者霊跡札所 神変大菩薩」

「摂津国八十八箇所 第七十二番 大日如来」
阪急宝塚本線の清荒神駅まで歩いてこの日は終了となりました。
このあとは、清荒神駅から京都の宿へ戻り夕食へ。
須磨寺から始めたこの日の社寺巡り、歩行距離は17キロほど。
御朱印は 計9枚拝受となりました。