秩父三十四所観音霊場 3日目 第32番 法性寺〜
3日連続で歩いてまわる「秩父三十四観音霊場巡り」、その3日目。
白久駅から15キロほど歩いて31番札所の観音院へ。
そして参拝を終えて時刻は10時過ぎ。
ここから次は、10キロほど離れたところにある法性寺へと向かいました。
しばらく歩いて来た道を戻ります。
途中、前日に28番札所の橋立堂で出会った先達とすれ違いざまにご挨拶。
国道299号線に入りました。
「埼玉の砂防発祥地」だそうです。
県道209号線(小鹿野影森停留所線)に入りました。
街道沿いの「えびすや」さんで早めの昼食。
小鹿野名物わらじカツ丼の付いた蕎麦のセット。
美味しゅうございました。
そのまま一般道でも行けますが、右折して巡礼道の大日峠コースへ向かいました。
峠越えの山道に入っていきます。
大日峠の大日如来石佛。
降ります。
一般道に出ました。
12時40分、32番札所の法性寺へ到着。
第三十二番札所 般若山 法性寺(ほうしょうじ)
埼玉県秩父郡小鹿野町般若にある曹洞宗の寺院で、本尊は聖観世音菩薩。
納経所
納経所の手前には奥之院遥拝所があります。

遥拝所より。
観音像(お船観音)と大日如来像が安置され奥之院は、岩船山の頂上にあります。
鎖場などをを這い上がったりしないとたどり着けない難所のようです。
御住職によると、奥の院へは往復で4〜50分ほどという事です。
今回は遥拝所での参拝でご勘弁願いました。
観音堂へ。
毘沙門堂
舞台造りの観音堂。
観音堂裏の岩場にあるお地蔵様。
こちらが奥之院への入口。
「秩父三十四所観音霊場 第三十二番 聖大悲殿」
先ほど観音院のところですれ違った先達と、また顔を合わせしばし歓談。
次の札所の菊水寺まで一緒に行こうという嬉しいお誘い。
先達は、バスと徒歩を上手に組み合わせて巡拝ているようです。
法性寺から菊水寺までは6.5キロほど。
秩父三十四箇所巡りは既に30回以上という先達。
齢70を超えても足取りは軽く、油断すると置いていかれます。
14時20分、33番札所の菊水寺に到着。
寺標は正面が大桜山長福寺となっています。
かつて別の場所にあった菊水寺が焼かれたため、別当として管理していた長福寺に本尊が移されたとされています。
第三十三番札所 延命山 菊水寺(きくすいじ)
埼玉県秩父市下吉田にある曹洞宗の寺院で、本尊は聖観世音菩薩。
松尾芭蕉の句碑。
本堂
堂内の土間に掲げられた「子がえし」と「孝行和讃」の絵図は、菊水寺の見どころとなっています。
「秩父三十四所観音霊場 第三十三番 正観世音」
白久駅から歩き始めて31番札所の観音院から33番菊水寺まで参拝し、歩行距離は既に30キロ超えとなりました。
多少の脚の痛みはありましたが、コンディションはまずまず。
菊水寺から最後の札所となる水潜寺までの距離は、10.5キロほどとなりますが閉門前には余裕で着ける感じでした。