伊吹山寺〜滋賀
「役行者霊跡札所巡り」36ヶ寺の最後のお寺となる伊吹山寺へ行って来ました。
伊吹山寺は、滋賀県と岐阜県にまたがる伊吹山の山頂部にある寺院となります。
伊吹山の標高は1,377 mで、山頂は滋賀県米原市に属します。
自動車でもドライブウェイを使って、山頂付近の駐車場まで行くことが可能となっています。
早朝7時、近江長岡駅を出発。
とりあえず、約5キロ先となる上野登山口まで歩き始めます。

正面に見える伊吹山、近いような遠いような。
県道244号線から伊吹せんろみちへ入ります。
山東伊吹線(県道551号線)
ヤマトタケルと伊吹山の神の像。
伊吹山まで連なる不思議な白い建物は、伊吹山の採石場で採れた石灰岩を運ぶベルトコンベア。
登山口の手前のある「伊吹山寺 発心堂」。
冬季は山頂の伊吹山寺が閉鎖されるため、こちらが納経所となるようです。
登山口前には貸駐車場もちらほらと。
登山口手前の三之宮神社。
入山協力金を納めて、
8時ちょうどに入山しました。
山頂までは6.000m。
登山口から20分ほどで1合目まで来ました。
この辺りは閉鎖された山荘が点在していました。
合目ごとの看板に、距離と標高がしっかり記されていて有難い。
右側の森林からは、頻繁に鹿の鳴き声が聞こえて来たりします。
9時10分、5合目通過。
麓側の景色。
6合目の避難小屋。
6合目辺りからは、ずっとつづら折りの単調な山道が続きます。
時たま、よじのぼるような岩場が現れます。
行導岩
山頂が近づいて来ました。
10時10分、山頂部に到着しました。
登山口からは2時間10分ほどと、なかなかのハイペースで登ってきたと思われます。
「伊吹山寺 覚心堂」
扉が閉まっていたので、嫌な予感がよぎりました。
覚心堂の左側にある「伊吹山之神 白猪」。
覚心堂を離れ、伊吹山頂を見て回ります。
日本武尊の石像。
弥勒菩薩
南弥勒菩薩
伊吹山一等三角点
琵琶湖方面
山頂部をひと回りしたあとにもう一度覚心堂へ伺ったら、扉が開いていました。
参拝をして、御朱印をいただきました。
「薬王殿 伊吹山寺」
「役行者霊跡札所 薬王殿」
納経所の方の情報によると
土日は僧侶の方が基本的にいらっしゃる
平日は居るかどうかわからない(前日はいなかったようです)
麓の発心堂での御朱印拝受は、隣の蕎麦屋の営業日に準ずる、といったたところだそうで注意が必要です。
ちなみに、山頂駐車場にある売店の「スカイテラス伊吹山」で、書置きの御朱印をいただくことができるようです。
10時50分、下山開始。
やや曇りでしたが、ずっと展望は良いです。
12時20分、登山口まで戻って来ました。
下山もハイペースで歩いて90分ほどで降りて来ました。
蕎麦屋なんてあったのかと確認のため、もう一度発心堂へ寄ってみました。
お堂の右側にあった蕎麦屋「鬼佛庵」さん。
基本的に日曜日しか開けていないようです。
13時20分、近江長岡駅まで戻って来ました。
伊吹山を後にして、京都まで戻りました。
歩行距離は25キロほど。
近江長岡駅から伊吹山山頂まで、徒歩できっちり往復して来ました。
そして今回で「役行者霊場札所」巡りは無事結願となりました。
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