前橋厄除大師〜群馬
北関東にある「ぼけ封じ関東三十三観音霊場」の札所巡り。
久々に自家用車でまわって来ました。

先ずは、群馬県前橋市にある前橋厄除大師に向かいました。

前橋厄除大師(まえばしやくよけたいし)
群馬県前橋市下増田町に位置する前橋厄除大師こと今宮山増田寺蓮花院は、真言宗智山派の寺院で本尊は聖観世音菩薩。
1533年(天文2年)玉泉上人の開山。
1888年(明治21年)、川崎大師平間寺より厄除弘法大師像が移遷奉安され川崎大師第一分身となりました。
さほど大きくはない境内に諸諸ぎっしりと詰め込まれており、見どころはたくさんありました。
烏枢沙摩明王
技芸天
ぐちきき地蔵
駐車場側の山門。
駐車場には七福神の大きな石像などが並びます。
本堂
ピンクの良縁堂。
魔除け大天狗
水子堂
やっと見つかったぼけ封じ観音像。
御朱印は書き置きのものを4枚いただきました。
「前橋厄除大師」
「御本尊 聖観音」
「ぼけ封じ関東三十三観音 第十八番 聖観音」
「新上州観音霊場三十三カ所 第十三番 聖観音」
日付は入れてもらえませんでした。
前橋厄除大師から17キロほど車を走らせて、群馬県太田市の全性寺へ。
宮林山 全性寺(ぜんしょうじ)
真言宗豊山派の寺院で、本尊は大日如来。
1687年( 貞享4年)の開山となります。
本堂
水子地蔵尊とぼけ封じ観音。
御朱印は書き置きのものを2枚いただきました。
「ぼけ封じ関東三十三観音 第十九番 聖観世音菩薩」
「新四国八十八ヶ所霊場 第三十九番 大日如来」
ちなみに新四国88ケ所霊場は、「1860年(万延元年)新田郡阿久津村(現在の太田市阿久津町)の商人白石栄左衛門が、四国の88ヶ所霊場を現在の太田市、伊勢崎市などに写し創設したもの」だそうです。
全性寺から車で27キロほど走って、栃木県足利市の足利厄除大師にやって来ました。
福聚山 龍泉寺(りゅうせんじ)
足利厄除大師こと龍泉寺は、天台宗の寺院で権現堂と称する比叡山の直末寺。
1205年(元久2年)、叡海地蔵上人の開山。
昭和64年比叡山延暦寺より、そして平成15年に山寺立石寺より「不滅の法燈」が分燈されました。
山門
御神木の楠の木。
本堂
観音堂
ぼけ封じ観音
本堂地下にある美術館にも入りました。
御朱印を受けた人は無料となります。
美術館は思いのほか見どころ多し。
御朱印は直書きのものを2枚拝受しました。
「ぼけ封じ関東三十三観音 第二十四番 聖観世音」
「足利坂東三十三観音霊場 第三番 釈迦如来」
本堂で門札もいただきました。
このあとは、約20キロ先となる栃木市の高平寺へ向かいました。
高平寺(こうへいじ)
栃木県栃木市岩舟町にある真言宗豊山派の寺院で、本尊は薬師如来。
この地区で生誕した天台宗三世座主慈覚大師円仁が、9歳まで修行されたお寺となります。
後の1600年(元和元年)に、天台宗から真言宗に転派したそうです。
本堂
ご不在のようで、御朱印はいただけませんでした。
続いて、高平寺から10キロほど離れた円満寺へ。
書き置きの御朱印をいただきました。
「ぼけ封じ関東三十三観音 第二十二番 大悲殿」
不動尊の御朱印
地蔵尊の御朱印
この日の最後となった如意輪寺。
東醍醐山 如意輪寺(にょいりんじ)
栃木市大宮町にある真言宗豊山派の寺院で、本尊は大日如来。
水子地蔵
本堂
元の本尊である如意輪観音を祀る奥之院観音堂。
弘法大師とぼけ封じ観音
御朱印は直書きでいただきました。
「ぼけ封じ関東三十三観音 第二十六番 大悲殿」
以上、ぼけ封じ関東三十三観音の札所を6ヶ寺巡って、いただいた御朱印は計12枚となりました。