両神神社〜埼玉
秩父三山の一つに数えられる「両神山」を登って来ました。
武甲山、三峰山はすでに登拝済なので、最後の一山となります。
両神山は、埼玉県秩父郡小鹿野町と秩父市に跨る山で、標高は1,723m。
日本百名山の一つに数えられ、古くから山岳信仰の霊峰となっています。
「両神神社」は日本武尊が東征した折に、筑波山から8日の間当山を望まれたあと当地に赴き、神犬の導きによって登山されて建立したのが始まりと伝わります。
主祭神には伊弉諾命、伊弉冉命が祀られ、恋愛成就、夫婦和合、子授け、安産などのご利益があるとされています。
社殿は麓の日向大谷登山口に里宮が、途中の尾根に本殿が、そして山頂部に奥社が鎮座しております。
日向大谷口手前の駐車場に車を停めて登山口へ向かいます。
民宿両神山荘。
左に行くと登山口ですが、いったん右方向の両神神社へ。
両神神社里宮。
参拝を済ませ、7時30分に登山口から入山しました。
山頂までは5.6キロ。
落ち葉のせいもあってか、いきなり道が分かりづらい感じでした。
石鳥居がありました。
観蔵堂はだいぶ傷んでおります。
不動三十六童子名が刻まれた石柱が置かれています。
滑落注意。
少々下っていきます。
いきなりの鎖場。
入山口から約20分、会所に着きました。
会所の先の沢を渡ると上り道となります。
見逃しそうになる祠も。
お不動様
相変わらず道は分かりずらく、ピンクリボンを頼りに進みます。
8時40分、弘法之井戸に到着。
そして、さしずめ根っこ場を上ります。
建物が見えて来ました。
8時50分、両神青竜小屋に着きました。
小屋を抜けてさらに登ります。
小屋の先の岸場は気になりましたが素通り。
結局、帰りに寄りましたが。
つづら折りの急な山道をしばらく登ります。
鈴が坂
モヤってきました。
産泰尾根へ進みます。
再度、鎖場へ。
丸太の階段場
単管パイプの階段場。
横岩
またもや根っこ場。
鳥居が見えて来ました。
9時35分、両神神社本社に着きました。
扉を開けて参拝。
両神神社本社の先にあった両神大神社。
ロープ場
最後の鎖場。
2時間半の行程を経て10時ちょうど、山頂に到着。
奥社にて参拝。
快晴ではありませんでしたが、眼下に雲海的な景色が広がっていて、これはこれでいい感じ。
山頂で15分ほど過ごして下山しました。
下り側から見た横岩は恐竜の頭のような。
清滝小屋の手前。
登りの時に気になっていた例の岩場へ近づいてみました。
石碑が建っています。
鎖場になっていたので登ってみました。
上には石碑が2体ありました。
「清浄祓戸大神」「大祓戸大神」となっています。
岩場の形からして、ここが清滝だったということなのでしょうか。
さらにその上へも鎖場が続きます。
鎖場の上には日本武尊の石像が鎮座しておりました。
足場はものすごく悪いです。
さらに下ります。
会所まで下って来ました。
ここからは登りになります。
石鳥居のところまで戻りました。
12時20分、入山口へ戻りました。
休憩も含めて約5時間で登拝出来たようです。
なかなかきつい行程でした。
もう一度両神神社里宮に伺い、登山の無事を感謝しての参拝。
このあとは、両神神社の御朱印をいただくべく秩父市吉田の椋神社へ向かいました。