新薬師寺〜奈良
春日大社で若宮十五社めぐりを終えた後、11時30分に「新薬師寺」にやってきました。
日輪山 新薬師寺(しんやくしじ)
奈良市高畑町にある華厳宗の寺院で、本尊は薬師如来。
開基は、光明皇后または聖武天皇と伝わります。
南門から入ります。
鐘楼
地蔵堂と宝篋印塔。
本堂
本堂の入口奥に自動発券機があります。
ここで拝観料と御朱印のチケットを購入。
「西国薬師四十九霊場 第六番 薬師如来」
続いて、1.2キロ先となる「福智院」へ向かいました。
清冷山 福智院(ふくちいん)
奈良市福智院町にある真言律宗の寺院で、本尊は地蔵菩薩。
736年(天平8年)聖武天皇の発願により清水寺として玄昉が創建。
1254年(建長6年)に興福寺の僧が、福智院に改名して再興されて現在に至ります。
本堂
本堂内には右手に錫杖、左手に宝珠を捧げる、2m73cmの大きな坐像がいらっしゃいます。
「大和地蔵十福 地蔵大仏」
続いて「十輪院」へ伺いました。
雨寶山 十輪院(じゅうりんいん)
奈良市十輪院町にある真言宗醍醐派の寺院で、本尊は地蔵菩薩。
不動堂
本堂
大和地蔵十福でお願いしましたが、別の御朱印を渡されてしまいました。
「大和北部八十八ヶ所 第六番 石龕地蔵」
法要中で拝観ができなかったこともあるので、後ほどもう一度来ることとしました。
続いて「元興寺」を参拝。
元興寺(がんごうじ)
奈良市中院町にある真言律宗の寺院で、本尊は智光曼荼羅。
元興寺子院極楽坊の系譜を引く寺院で、鎌倉時代には独立、現在は西大寺の末寺となっています。
極楽坊本堂(国宝)
法輪館(宝物館)
石仏群
禅室
御朱印は3枚いただきました。
「西国薬師四十九霊場 第五番 瑠璃光」
「大和地蔵十福 印相地蔵」
「本尊 智光曼荼羅」
続いて、「興福寺」へ向かいます。
13時15分、途中の「奈良うどん ふく徳」さんで遅めの昼食。
特選うどん定食(2.000円 税込)を注文。
天ぷらも付きます。
美味しいうどんでした。
そして、興福寺へ。
興福寺(こうふくじ)
奈良市登大路町にある法相宗の大本山で、本尊は釈迦如来。
鏡王女(藤原鎌足夫人)が、夫の病気平癒を願い、669年(天智天皇8年)に山背国山階(現・京都府京都市山科区)に創建した山階寺を起源とする寺院。
後に藤原京に移り厩坂寺(うまやさかでら)と称する。
さらに、710年(和銅3年)の平城京への遷都の際、藤原不比等は厩坂寺を現在地に移し「興福寺」と名付けられました。
その後は、天皇や皇后、また藤原氏の手によって整備が進められ、奈良時代には四大寺、平安時代には七大寺の一つに数えられるほどの大寺院となりました。
中金堂
南円堂
北円堂
東金堂
五重塔
国宝館
各所での拝観を終えて、勧進所へ。
勧進所で御朱印をいただきました。
「西国薬師四十九霊場 第四番 東金堂」
続いては「伝香寺」へやって来ました。
伝香寺(でんこうじ)
奈良市小川町にある律宗の寺院で、本尊は釈迦如来。
771年(宝亀2年)、鑑真和上の弟子である思託律師の開創と伝わります。
本堂
地蔵堂
賽銭入れの筒。
春日地蔵は、一糸まとわぬ裸形の珍しい姿をされていることから、別名「はだか地蔵」と呼ばれているそうです。
書置きの御朱印をいただきました。
「大和地蔵十福 春日地蔵菩薩」
そして、もう一度十輪院へ。
本堂を拝観しました。
中央に石造地蔵菩薩、左右に釈迦如来、弥勒菩薩を配した石仏が安置されておりました。
お目当ての御朱印をいただきました。
「大和地蔵十福 (梵字)石龕地蔵」
時刻は16時手前、この日の札所巡りはここまでとしました。
歩行距離は、18キロ程。
いただいた御朱印は、17枚となりました。