大山寺〜神奈川
早朝から「秦野駅→弘法山→高取山→蓑毛越→大山山頂」と登ってきて、そこから降って大山阿夫利神社を参拝。
そのあとに、大山阿夫利神社の参集殿にある食事処「洗心閣」で昼食をとりました。
時刻は12時30分。
男坂と女坂の分かれ道。
大山寺へ行くには女坂側を通らねばなりません。
女坂に七不思議あり。
大山登山ケーブルの線路。
女坂の七不思議が始まりました。
眼形石(めかたいし)
「人の眼の形をしたこの石に、手を触れてお祈りすれば、不思議に眼の病が治ると言い伝えられている」
潮音洞(ちょうおんどう)
「洞(ほこら)に近づいて心を鎮めて耳を澄ませると遠い潮騒が聞こえるという。この洞の中にどのような神秘が隠されているのであろうか?」
無明橋(むみょうはし)
「話をしながら通ると、橋から下に落ちたり、忘れ物や落とし物をしたり、悪い事が起きたりするという。」
大山寺本堂まで降りてきました。
雨降山(あぶりさん)大山寺(おおやまでら)
神奈川県伊勢原市にある真言宗大覚寺派の寺院で、本尊は不動明王。
755年(天平勝宝7年)、良弁の開基と伝わります。
関東三十六不動の第一番札所となっています。
鐘楼と銅造宝筐印塔。
俱利伽羅の滝
大師堂
御朱印をいただきました。
「関東三十六不動 第一番 大山鐵不動明王」
石段を下って見上げた本堂。
前不動堂と倶利伽羅堂。
女坂の七不思議の続きが始まりました。
逆さ菩提樹(さかさぼだいじゅ)
「上が太くて下が細く、逆さに生えたように見えることから逆さ菩提樹という。現在は二代目である。」
爪切り地蔵
「弘法大師様が道具を使わず、一夜のうちに手の爪で彫刻されたと伝えられている。何事も一心に集中努力すれば実現できるとの教えである。」
子育て地蔵(こそだてじぞう)
「最初は普通のお地蔵様として安置されていたが、何時の頃からか顔が童あ(わらべ)に変わっていた。この地蔵に祈ると子供がすくすくと丈夫に育つといわれる。」
弘法の水(こうぼうのみず)
「弘法の加持霊水ともいい、弘法大師が岩に杖を突いたら、その跡から清水がこんこんと湧き出たという。夏でも枯れることがなく、いつでも水の量が変わらないという。」
男坂と女坂の合流地点。
麓の「こま参道」に入ります。
大山こま
バスの停留所が見えてきました。
当然バスには乗りません。
トレッキングシューズからウォーキングシューズに履き替えて歩き続けます。
開山堂(良辯堂)
愛宕滝
大山阿夫利神社修祓祈祷殿。
おせわになりました。
また来ます。
大山阿夫利神社 参道三の大鳥居
振り返っての1枚。
同じ伊勢原市内の「比々多神社」へ向かいます。
こま参道入り口からは5.5キロほど。
大山入口
比々多神社の手前まで来ました。
元宮もあるようなので、先にそちらへ行ってみました。
小高い丘を上ったところに本宮はありました。
元宮より。
15時10分、比々多神社に到着。
比々多神社(ひびたじんじゃ)
伊勢原市三ノ宮に鎮座する旧相模国最古級の神社で、主祭神は豊国主尊、天明玉命、雅日女尊、日本武尊。
かつては「冠大明神」とも称していたそうです。
御朱印を2枚いただきました。
「比々多神社」通常の御朱印。
「比々多神社 元宮」の御朱印。
この日の最後は、伊勢原駅へ行く手前にある「伊勢原大神宮」へ向かいました。
16時前、伊勢原大神宮に到着。
伊勢原大神宮(いせはらだいじんぐう)
伊勢原市伊勢原にある神社で、主祭神は天照大御神、豊受姫大神。
この地を開拓した伊勢出身の山田曽右衛門と、鎌倉出身の湯浅清左衛門が、1620年(元和6年)に伊勢神宮より祭神を勧請して創建。
その経緯から、この場所の地名が「伊勢原」となったそうです。
拝殿が2つ並んで見えます。
先ず右側の「外宮」から参拝。
そして左側の「内宮」を参拝。
御朱印はこちらになります。
16時20分、伊勢原駅に到着。
大山阿夫利神社 伊勢原駅前の大鳥居
6時40分から歩き始めたこの日の社寺巡りも、どうにかはぼ予定通りに終えることができました。
歩行距離は31キロほど。
いただいた御朱印は 計6枚となりました。