大野寺〜奈良
なるべく歩いてまわる御朱印収集の旅、奈良方面での2日目。
雨が降っていたので、大きく予定変更。
前日に伺うも、法要中という事で御朱印をいただけなかった「大野寺」にもう一度行ってきました。
10時過ぎ、近鉄大阪線の室生口大野駅に到着。
大野寺までは徒歩で5分ほど。
咲き始めの大野寺のしだれ桜。
楊柳山 大野寺(おおのでら / おおのじ)
奈良県宇陀市室生大野にある真言宗室生寺派の寺院で、本尊は弥勒菩薩。
681年(白鳳9年)、役行者による開基と伝わります。
宇陀川の対岸の約30mの大岩壁に刻まれた弥勒磨崖仏と、樹齢300年とされる2本の小糸しだれ桜で有名。
本堂
弥勒磨崖仏の礼拝所。
川辺まで降りて、磨崖仏に近づいてみました。
像高11.5メートルとなる弥勒仏立像が刻まれております。
昨日いただけなかった「大和地蔵十福 身代地蔵」の御朱印をいただきました。
これをもって「大和地蔵十福」結願となりました。
室生口大野駅に戻って電車移動。
三重県に入って名張市の桔梗が丘駅までやって来ました。
駅から約3キロ先となる「弥勒寺」へ向かいました。
11時50分、弥勒寺に到着。
日朝山 弥勒寺(みろくじ)
三重県名張市西田原にある真言宗豊山派の寺院で、本尊は薬師如来。
736年(天平8年)、円了上人の開基と伝わります。
創建当時は弥勒仏を本尊としていたそうで、後に良弁が大伽藍を建立し薬師如来等を安置、 盛時には七堂伽藍を有する広大な寺院であったそうです。
以後多くの堂宇は、 自然に荒廃し現在に至るとのこと。
拝観料を納め、本堂内を拝観。
堂内は写真撮影OKとなっています。
御朱印は2枚ほどいただきました。
「弥勒佛」の御朱印。
「西国薬師霊場 第三十六番 瑠璃光」
とても感じの良い対応をしていただきました。
お隣の春日神社。
本堂の裏手から、展望台のあるという「西田原ふるさと公園」へ行ってみました。
展望台到着。
山頂にある秋葉大権現の祠。
桔梗が丘駅に戻り、再びの電車移動。
奈良に戻り、桜井駅の隣の大福駅で下車。
駅から1.5キロほど先にある「妙法寺」へ向かいました。
14時25分、御厨子観音 妙法寺に到着。
ぼけよけ二十四地蔵 第14番霊場。
御厨子観音(みずしかんのん) 妙法寺(みょうほうじ)
奈良県橿原市東池尻町にある高野山真言宗の寺院で、本尊は十一面観音菩薩。
吉備真備が、入唐留学によって学芸を修めるとともに、唐から無事に日本に帰ることができたことに感謝し、735年(天平7年)に息子の善覚律師に命じて観音堂を創建させたのが始まりとされます。
観音堂
ご不在のため御朱印はいただけませんでした。
お隣の御厨子神社。
偶然見つけた「月輪石」は、穴場的パワースポットとされているようです。
大福駅まで戻り、この日の社寺巡りは終了となりました。
頂いた御朱印は3枚のみ。
電車移動が多かったわりには16キロほどと、結構歩いていました。