秩父三十四所観音霊場めぐり 一日目(前半)
文化の日から始まる三連休を使って
「秩父三十四観音霊場」を、歩いてまわろうと試みた暇人です。
Googleマップで、お寺間の徒歩での所要時間がどれくらいかるかを調べて
三日間での予定を組んでみました。
予定どうりに廻りきれるかどうか、勝手に自分との勝負の始まりです。
前情報として得た重要なポイントが何点かありました。
参拝時間が全札所で統一されていること。
開門時間が8時からと早く
閉門時間は3月から10月までが17時
11月から2月までは16時に変わるということ。
また、12時から12時半まで納経所はお昼休憩になること。
何ヶ所かのお寺は無住寺となっており、納経所が別のお寺になっていること。
最後の三十番をこえたあたりから
各札所の間隔が10キロ前後となり、非常に離れてくること
と行ったところでしょうか。
当日は、埼玉の実家から出発しました。
コンビニでおにぎりとドリンクを買っておきます。
JR高崎線で熊谷駅まで出て
6時33分発の秩父鉄道三峰口行きの列車に乗ります。
秩父鉄道熊谷駅は、まだ自動改札機ではなかったので
乗車賃の確認のため料金表を見ていると
「秩父鉄道全線乗降り自由な一日券」なるものを発見しました。
おそらく行き帰りの便でしか使用しないですが
それでも、ちょっとだけ安くなるので購入してみました。
足袋の町・行田市にちなんだ一日乗車券「足袋×たびきっぷ」です。
各駅停車にゆられ、秩父駅の手前の「大野原駅」に降りたのが7時45分。
札所一番の「四萬部寺」に向かって歩き始めます。
大小の渓谷が、このあといくつもありましたが、
高所恐怖症の身としては、橋を渡るにはなかなか厳しいものがありました。
車移動の人たちへも分かりやすい案内看板が、各所にたてられています。
35分ほど歩いて、まず札所一番「四萬部寺」に到着。
時間は、8時20分でした。
駐車場には、もう何台かの車が止まっています。
最初の御朱印をいただきました。
歩きでの巡礼者も、すでに2名ほど訪れているとのことでした。
「秩父三十四観音霊場 第一番」
舗装路を、2キロほどかるく上ったでしょうか。
8時50分、「真福寺」に到着。
「真福寺」は無住寺になります。
その納経所にあたる「光明寺」は、真福寺から
山道をくねくねくだるようにして、徒歩で30分ほどの距離の処にあります。
真福寺納経所の「光明寺」。
「秩父三十四観音霊場 第二番」
江戸巡礼古道の標識にしたがって、また山道に入ってみます。
15分ほど歩いて「常泉寺」へ。
「秩父三十四観音霊場 第三番」
次は15分ほど歩いて「金昌寺」へ。
10時に到着。
巨大な草鞋が目を惹きます。
本堂の上の高台にある六角堂。
「秩父三十四観音霊場 第四番」
大きな案内看板が各所にるので、わかりやすく助かります。
やはり15分ほどの歩いて「語歌堂」へ。
「語歌堂」も無住寺となっていました。
納経所は、5分ほど歩いたところにある「長興寺」になります。
「秩父三十四観音霊場 第五番」
ほぼ平坦な道を30分ほど歩いて「卜雲寺」へ。
「秩父三十四観音霊場 第六番」
卜雲寺から10分ほど歩いて「法長寺」へ到着。
時間は11時半となっていました。
「秩父三十四観音霊場 第七番」
この後、第八番「西善寺」へ向かいました。