熊野古道 中辺路歩き〜1日目(前半)
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の御朱印を求めて、「熊野古道 中辺路」を歩いてきました。
「紀伊山地の霊場と参詣道」は、「吉野・大峯」「熊野三山」「高野山」の三霊場とその参詣道からなっており、今回伺った熊野三山の札所は、熊野本宮大社・熊野那智大社・青岸渡寺・補陀洛山寺・熊野速玉大社の5ヶ所の社寺で構成されております。
和歌山県西側の紀伊田辺駅を出発地として、
1日目は潮見峠→池尻王子→近露に宿泊
2日目は近露→発心門王子→「熊野本宮大社」→小口に宿泊
3日目は小口→「青岸渡寺」「熊野那智大社」→「補陀洛山寺」→「熊野速玉大社」新宮に宿泊
4日目は、3日目はおそらく熊野速玉大社の参拝時間に間に合わなそうなので、その予備日としました。
最初の3日間で、歩行距離は110キロを越える行程となっております。
7時15分、高速夜行バスで紀伊田辺駅に到着。
予定時刻より15分早く着きました。
最初は、熊野古道九十九の王子の秋津王子に向かいます。
左会津川を渡ります。
7時31分、「秋津王子」に到着。
7時53分、「須佐神社」を参拝。
草むらを入って万呂王子へ。
8時29分、「万呂王子」に到着。
万呂王子から滝尻王子までは、舗装路で行ける平坦な「稲葉根王子」経由のルートと、500メートル以上の起伏を超える「潮見峠越」ルートの2つに分かれます。
今回は、本来の古道とされる潮見峠越ルートへ入りました。
まだバスも使えます。
9時20分、「珠簾神社(みすじんじゃ)」を参拝。
長尾坂登山口へ。
「長尾坂」は上三栖から水呑峠までの続く、約1.7キロの険しい坂。
「茶の端」
途中、綺麗なトイレもありました。
「関所跡」
雨が激しくなったので、「ひるね茶屋」で15分ほど休憩。
10時32分、「ひるね王子」通過。
雨上がり、サワガニ多し。
「お滝入口」
10時55分、「捻木の杉」に到着。
潮見峠に向かいます。
「中ノ峠 一願地蔵跡」
11時24分、「潮見峠」に到着。
展望は無し。
潮見峠休憩所で15分ほど休憩。
残りは滝尻王子までの6キロほどの下り坂。
このあと、iPhoneの電池切れ+モバイルバッテリーも液体が検出されたため充電出来ません状態となり写真撮影は断念。
覗橋経由のルートではなく、近道の杉林へ入るルートで降りてきました。
iPhone復活
12時31分、「滝尻王子」に到着。
田辺駅からは休憩含めて、5時間ほどかかりました。
チェックし忘れましたが、20キロほどは歩いたと思われます。
このあと昼食を軽くとってから、この日の宿泊地となる約13キロ先の「近露」まで向かいました。