熊野古道 中辺路歩き〜2日目(後半)
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の御朱印を求めて歩く、「熊野古道 中辺路」の旅の2日目。
早朝に宿泊地の近露地域を出発し、歩き通して約6時間、ようやく「発心門王子」までやって来ました。
時刻は11時20分。
続いて、約7キロ先の「熊野本宮大社」へ向かいます。
発心門王子バス停
11時45分、「水呑王子跡」
「伏拝王子跡」横の伏拝茶屋。
「九鬼ヶ口関所」
「祓殿石塚遺跡」
13時05分、「祓殿王子跡」
13時07分、「熊野本宮大社」に到着。
裏鳥居から入ります。
熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)
和歌山県田辺市本宮町本宮にある神社で、主祭神は家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)。
熊野速玉大社・熊野那智大社と共に、熊野三山を構成しており、全国に4700社以上あるとされる熊野神社の総本宮となります。
創建は崇神天皇65年(紀元前33年)と伝わり、現在の大斎原(おおゆのはら)の地に鎮座していました。
拝殿
上四社を祀る御社殿へ。
左から「西御前(結宮・第一殿)夫須美大神」と「中御前(結宮・第二殿)速玉大神」
「証誠殿(本宮・第三殿) 家津美御子大神(素戔嗚尊)」と「東御前(若宮・第四殿) 天照大神」
社務所で御朱印をいただきました。
「世界遺産 紀伊山地の霊場と参詣道 熊野本宮」の御朱印
通常の御朱印
以下書置きの御朱印
「大斎原」の御朱印
「産田社」の御朱印
「真名井社」の御朱印
長い石段を下ります。
熊野本宮大社 大鳥居
続いて大斎原へ向かいます。
伊邪那美命の荒御魂が祀られている「産田社」。
13時33分、日本一の大鳥居をくぐり「大斎原(おおゆのはら)」へ。
かつて熊野本宮大社が鎮座していた場所。
明治22年(1889年)の大水害で多くの社殿が流出したため、本宮大社は現在の場所へと遷座しました。
流失した中四社・下四社などをまつる石造の小祠。
熊野川
参拝を終えて国道168号線へ。
この日の宿泊地となる「小口地区」へ向かいます。
14時30分、「諸川の登り口」にて。
本来ここを入って「小雲取越」から小口に向かう予定でしたが、暗くなるまでに残り13キロほどを歩くのは困難と判断して、バスの通っている国道をそのまま進むことにしました。
小口へは遠回りとなりますが、とりあえずバスの時間に合わせて歩けるところまで歩きます。
長いトンネルに入ります。
16時25分
結局「諸川の登り口」から9キロほど歩いて「宮井大橋バス停」からバスに乗りました。
16時32分のバスに乗り小口方面へ(途中、乗り換えあり)。
17時ちょうど、この日の宿泊場所「民宿 百福」さんに到着。
バスを使ってしまったのは無念でしたがしかたないところか。
それでも歩行距離は37キロほどとなっていました。
前日の紀伊田辺駅からの歩行距離と合わせると約71キロ。
3日目は、「大雲取越」からの熊野那智大社方面への行程となります。